作業って?
作業とは生きること
食べたり、入浴したり、働いたり・・・日常生活におけるすべての活動全般を「作業」と呼んでます。
「作業」はあなたと社会をつなぐ「接点」。つまり「生きる」ためには欠かせないことです。
作業療法の対象
いつか、あなたにも…?!
生まれつき障がいのある人や、病気やケガなどで日常の「作業」に支障をきたすなど、年齢に関係なく支援を必要とするすべての人が対象です。
あなたも「作業療法」を必要とする時が来るかもしれません。
作業療法の目標
3つの能力を維持・改善
作業療法は、基本的な動作能力から、社会の中に適応する能力まで、3つの能力を維持・改善し、「その人らしい」生活を取り戻すことを目標にします。
作業療法のすすめ方
その時の症状に合わせて機能の改善・援助
急性期の作業療法
自分で食べられる、自分で住まいの中を移動できる、自分でトイレを使えるなど、その人が必要とする生活行為の獲得をめざします。
回復期の作業療法
服や靴の着脱、調理や掃除などの家事、買い物で外出するなど、生活するために必要な能力の獲得をめざします。
生活期の作業療法
実際の仕事場に近い環境での就労支援、地域コミュニティへの参加支援、その人に合った、より生活しやすい環境づくりなど、社会の中で生きがいをもって豊かに生きることを支援します。
テキスト引用 一般社団法人日本作業療法士協会